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LED光の波長による効果の違いについて

LED光の波長による効果の違いについて

2024/2/10


LEDの光が肌に良いことは広く知られるようになってきましたが、その光のなかにも種類があることはご存知でしょうか?また、その種類による様々な効果の違いについても本日ご紹介していきます。




1.赤色LED(635nm)のAGAへの効果

赤色LED(635nm)に毛乳頭細胞を活性化させる効果が多くの研究により認められており、2017年には日本皮膚科学会ガイドラインよりAGに対するLED治療の推奨度は男性型脱毛症と女性型脱毛症ともにBランク(治療を勧める)に定められています。

■毛乳頭細胞を刺激し活性化

635nmの赤色LEDは赤色LEDは毛母細胞の先端にある毛乳頭に達するほど深く届く光で、これにより毛乳頭細胞が刺激され、毛の発育に必要な細胞増殖因子(FGF-7, IGF-1, VEGF, HGF)や神経伝達物質が増加し、栄養が毛母細胞に届きます。
この結果、毛母細胞が活性化して抜け毛の抑制や新しい毛の発毛を促す働きが確認されています。

■血行促進

その他にもLED照射により血行と新陳代謝を促進し、髪の成長と髪にハリ・コシが出て頭頂部の分け目をふんわり立ち上がらせます。





2.赤色LED(750nm/940nm)のムダ毛への効果

同じ赤色LEDでも脱毛効果を期待できるのが750nmと940nmの赤色LEDの波長です。

■750nm赤色LED

医療脱毛のアレキサンドライトレーザー(755nm)に近い波長の赤色LEDで浅い毛に作用します。

■940nm赤色LED

医療脱毛のヤグレーザー(1064nm)よりもやや短い波長で750nmよりも深い毛に作用します。





3.赤色LED(610〜750 nm)の肌への効果

赤色LEDは、皮膚表面(表皮)のさらに奥にある真皮にまで到達します。
真皮には、コラーゲンやエラスチンのもとになる「線維芽細胞」が存在していて、赤色LEDによって、活性化します。
すると、コラーゲンなどが増えて肌の弾力がアップし、小じわや毛穴が目立ちにくくなります。
また、血行を促進して、くすみやクマが改善できるほか、ニキビやニキビ跡の炎症を抑える、表皮の再生を促すといった効果も期待できます。





4.青色LED(450nm)の肌への効果

青色LED光を照射すると、ニキビの原因となるアクネ菌に含まれるポルフィリンがアクネ菌の細胞内で活性酸素を産生します。
この活性酸素がアクネ菌を破壊することで、ニキビが改善します。
また、過剰に分泌される皮脂を抑えたり、毛穴の縮小させる効果もある事から、ニキビ予防にも効果が期待されます。





5.青色LEDと酸化チタンの光触媒効果

ホワイトニングは青色LED単体の効果ではなく青色LEDと酸化チタンによる光触媒効果(光の科学反応)による効果です。
光触媒とは、光が当たると触媒作用(化学反応を促進する)を発揮する物質です。 光触媒作用を引き起こす物質の中でも酸化チタン(Tio2)が最も優れていると言われています。 この光触媒作用によって、除菌、抗菌、除ウイルス、抗ウイルス、防カビ、防汚、消臭効果を得ることができます。
この作用を利用し、青色LED×酸化チタンでは以下のような機能があります。

■汚れ分解機能

青色LED+酸化チタンの科学反応で歯の表面のステイン汚れを分解し、落としやすくします。

■親水性機能

上記に加え、歯をコーティングされツルツルになる事で汚れや菌の再付着を予防します。





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